関西はコピー 関東はオリジナル
20年前のライブハウス事情。
私、関西暮らしが長く20〜30代は関西のライブハウスに出かけたり、出演したりしてました。ある日のことです。「僕たちオリジナルバンドなんですがどこかでブッキング組んでもらいたいのですが。、、」とそこそこ有名なライブハウスのローディーに話したら、「オリジナルはやめてくださいね、楽しくないから、、。」と断られてしまいした。その時こんなことを話されました。
「お客さんはお金払って楽しみに来てるので、素人のオリジナル聞かされても面白くないねんな〜、」「みんなが知ってる曲でないと盛り上がられへんやん、」と、、。
確かに当時の出演バンド、オリジナルはやってませんでしたね。
時は同じくして、渋谷のライブハウスに出演する機会がたまたま訪れまして、またそこのローディーさんと話した時「うちはコピー、カバーの出演はお断りしているんですよね〜」と、あれれ、、?詳しく聞いたところ「お客さんはお金と時間を使ってわざわざ足を運んできます。なのにアマチュアバンドによるコピーは聞きたくないんですよね。
ん〜ん???、この違いはなんだ。
●アマチュアであってもアート・芸術としてとらえる関東
●アマチュアの生演奏の迫力を利用してコピーを楽しもうとする関西
どうちらが、どうこう言えないです。
裏から見ると、
関東は曲、歌詞などをしっかりチェックされる。
関西はノリはいいが、演者にも演奏力にも興味はない。、、、かな。
現在はだいぶお互いの文化が互いに融合し合っているようですが、基本的な文化の違いは未だ根底に健在しているようです。僕はオリジナルの活動なので、関東でよかった(ほ)